相続財産管理人の選任と不動産共有持分の処分の事例
相続財産管理人としてかかわった事件です。
不動産の共有持分と若干の負債のみを持つ方が亡くなり、法定相続人が全員、相続放棄をしました。
共有者が、この不動産を処分するなどして現金化したいと考え、相続財産管理人を選任し、共有持分の買い取りをしようとしました。
最終的には、共有者が共有物分割請求訴訟を、相続財産管理人を含む他の共有者相手に起こし、競売により売却されることとなりました。
この不動産が賃貸物件であったため、賃料の精算等をして、業務終了となりました。
不動産の共有関係の事件、相続財産管理手続関係の相談も受けています。